メンテナンスは欠かさず行っておりましたが、ある日水温計が真ん中を超えHの方へ。
プレッシャーテスターでチェックした結果、ヘッドガスケットからでした。
中古エンジン載せ替えだけだと面白くないのでヘッドを少しやりました。
ざっくりとした記録です。
いつもの通勤路を普通に走行しておりました。
ふとメーターに目をやると、水温計の針の位置がおかしいぞ??
明らかに水温が上がっておりました。
冷却水が減っていた位で他には異常ありませんでした。
プレッシャーテスターでチェックするとじわじわと圧が抜けるのでとりあえず漏れ止めを注入!
効果があったようで、水減りも無くなり圧も保っておりました。
しかし、エンジンもO/H時期でまた再発するだろうと計画開始。
降りるチャンスを逃したんです。
中古エンジンを手配し、加工する事にしました。
この時は都合の良い作業場が無く、自宅アパートで分解を決意。
部屋に傷を付けないように、汚さないように細心の注意を払いました。
程度の良い中古エンジンを手に入れたので加工ベースにしました。
当時進行でスペアのヘッドカバー塗装なども。
ついでに段付き修正も。
毎日一杯飲みながら少しずつ作業を進めました。
ようやくE07Aエンジン分解整備書が役に立つ時が来ました。
まずは洗浄です。溶剤に漬けて極力綺麗にします。
バルブとセットで加工屋さんにお願いして面研(0.5mm)です。圧縮比向上も目的です。
ビート用バルブスプリング交換(多少強化)
MTREC用カムシャフトメッキ処理
ポート段付き修正
バルブクリアランス調整
各部ゴム部品交換
を実施します。
サービスマニュアル通りのトルク数値で組付けます。
バルブ、ステムシールを間違えないように。(IN EX)
組付け時各部オイル塗布。
今回のガスケット抜け再発防止でライナー周りに液ガスを塗布しております。
オープンデッキの為、共振などでガスケットが擦れていると予想。
3年全開で走りノントラブルなので成功でしょう。
単体なのでタイミングベルト交換やらも楽々です。
バルブクリアランスも調整。
調整式カムスプロケットプーリーやECUに手を入れられなかったのが悔やまれます。
ビートバルブスプリングも入れているので8500rpmくらい回したかったです。(純正ECUは7500rpmでレブリミット)
載せ替え作業はGWを利用して仲間達と楽しくやりました。
燃ポン強化、点火コイル電圧昇圧、燃調微調整などで楽しいマシンになりました。
銀号のエンジンが逝かれたらこのエンジンを細工してまた載せたいですね。
この世の中なので走行動画はアップ出来ません。
マフラーサウンドのみお楽しみください。
60φフルストレート+スーパーブラックバード用テックサーフカーボンマフラー加工です。
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